03.保健医療/総合分野: 2007年12月アーカイブ


さて今回は訪問看護および介護予防訪問看護です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・訪問看護の意義・目的
・訪問看護の利用者の特性
・訪問看護の内容・特徴
・訪問看護と介護支援サービス
・介護予防訪問看護

となっています。


訪問看護(介護予防含む)は、
在宅療養者が必要とする医療と福祉を結ぶものであり、
要介護等になっても在宅で生活をし続けるために
なくてはならないサービスです。

主に、認知症・脳血管障害・その後遺症・難病や
重度障害者・末期ガンの方が対象となります。

さて次に、訪問看護の内容ですが、主なものをあげます。


【療養上の世話】
生活上の援助(嚥下障害の人の食事介助・排泄介助
・病状の変化しやすい人の入浴介助)などを行います。


【診療の補助】
医師の指示に基づいて、適切な医療処置を実施します。
(褥瘡の処置・導尿・点滴・浣腸・摘便など)


【リハビリテーション】
看護師のみならず、作業療法士・理学療法士等も訪問します。
ここで注意したいのは、
訪問看護で訪問する作業療法士・理学療法士等は「訪問看護師」となり、内容はリハビリテーションであっても、訪問看護の算定となります。


【家族支援】
家族関係の調整等も訪問看護師の仕事です。


続いて指定基準へ移ります。

人員基準は

(1)訪問看護ステーション
看護職員2.5人以上(1人は常勤)
理学療法士等は適当数(置かなくてもよい)
管理者は看護師または保健師。

(2)医療機関
看護職員は適当数


運営基準の一部

【主治医との連携】
指定訪問看護は主治医の指示書が出ないと利用できない。
よって、主治医に訪問看護計画書及び訪問看護報告書を提出しなければならない。


【訪問看護計画書及び訪問看護報告書の作成及び交付】
利用者に説明・同意・交付である。


【同居家族に対する訪問看護の禁止】
訪問介護とは異なり、例外はなし。


最後に、医療保険による訪問看護について述べておきます。


下記に該当する要介護者は、
医療保険より訪問看護の派遣を受けることとなります。

*介護保険で訪問看護を利用している要介護者等が、
急性増悪時に医師の特別指示書が出た場合。
(医療保険より指示の日より14日間)(単位が足りなくなるため)
末期ガンの要介護者等。
厚生労働大臣の指定した疾患の患者。
(筋ジストロフィー・頸髄損傷・人工呼吸器を利用しているなど)

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 今回のテーマをパソコンから動画で受講することが可能です。


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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:居宅サービスおよび介護予防サービス>4章:訪問看護および介護予防訪問看護

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さて今回は居宅療養管理指導および介護予防居宅療養管理指導です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・医学的管理サービスの意義・目的
・医学的管理サービス利用者の特性
・医学的管理サービスと介護支援サービス
・介護支援サービスと医学的管理サービス
・口腔管理-歯科衛生指導の意義・目的
・口腔管理-歯科衛生指導利用者の特性
・口腔管理と介護支援サービス-歯科衛生指導
・介護予防支援サービスと口腔管理-歯科衛生指導
・薬剤管理指導の意義・目的
・薬剤管理指導利用者の特性
・薬剤管理指導と介護支援サービス
・介護予防支援サービスと薬剤管理指導

となっています。


居宅療養管理指導は、要介護等になった場合においても、
利用者が可能な限り居宅において、
有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、
医師・歯科医師・薬剤師・歯科衛生士・管理栄養士が、
通院が困難な要介護者等に対して、居宅を訪問し、
計画的・継続的な管理を行うものである。


通院が困難な要介護者等に対する医学的支援です。
試験では医療の常識が問われますので、
ここでは、指定に関して見ていきたいと思います。


【指定の特例】
法人格がなくても指定を受けることができます。居宅療養管理指導では、病院・診療所・薬局がこれに該当します。


【みなし指定】
介護保険では、サービスの種類ごとに都道府県知事の指定を受ける必要がありますが、健康保険法の保健医療機関として指定を受けている病院・診療所・薬局では、改めて指定を受ける必要がありません。

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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:居宅サービスおよび介護予防サービス>6章:居宅療養管理指導および介護予防居宅療養管理指導

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さて今回は短期入所療養介護および介護予防短期入所療養介護です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・短期入所療養介護の意義・目的
・短期入所療養介護サービス利用者の特性
・短期入所療養介護の内容・特徴
・短期入所療養介護と介護支援サービス
・介護予防短期入所療養介護

となっています。


短期入所療養介護は、
居宅要介護者等が介護老人保健施設等に短期間入所し、
医学的管理下において介護・機能訓練、
その他必要な医療並びに
日常生活上の世話を行うサービスとされています。

よって、この事業が行われる施設も限られてきます。

 介護老人保健施設
 指定介護療養型医療施設
 医療法上の療養病床がある病院・診療所
 老人性認知症疾患療養病棟がある病院

となっています。

短期入所療養介護は、短期間の入所であるため、
連続の利用日数の上限を30日とし、
認定の有効期間全体のおおむね半数を超えない
利用が目安となります。


【人員基準】
それぞれの基礎となり施設の人員を満たしていればよい。


【運営基準】
管理者は、短期入所療養介護計画おおむね4日以上にわたり継続して入所する利用者について作成しなければならない。「説明」「交付」「同意」


などを確認しておけばよいでしょう。

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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:居宅サービスおよび介護予防サービス>10章:短期入所療養介護および介護予防短期入所療養介護

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さて今回は介護老人保健施設です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・介護老人保健施設の意義・目的
・介護老人保健施設サービス利用者の特性
・介護老人保健施設の内容・特徴

となっています。


介護老人保健施設、通称「老健」に関してです。
介護保険施設の一つで存在する施設ですが、
より「在宅復帰」が強く出ている施設です。
医療と居宅を結びつける「中間施設」的役割があります。


【開設主体】
介護老人保健施設は、非営利法人(医療法人・社会福祉法人など)でなければ開設することができません。また、他の2施設が「指定」に対し、介護老人保健施設は都道府県知事の「許可」が必要になっています。


【目的】
明るく家庭的な雰囲気を有し、
地域や家庭との結びつきを重視した運営を行います。

 短期入所療養介護

 通所リハビリテーション

退所時指導
入所期間が1ヶ月を越えると見込まれる利用者に対して、
退所時または退所後30日以内にその家庭を1回訪問し、
在宅生活支援のためのケア指導です。

このあたりからしても「中間施設」の様相が伺えます。


【人員基準】

医師
常勤で1人以上

薬剤師
適当数(入所者の数÷300以上が標準とされています)

看護職員もしくは介護職員
入所者が3人またはその端数を増すごとに1人以上

支援相談員
入所者が100人またはその端数を増すごとに1人以上

理学療法士または作業療法士
入所者の数÷100以上(常勤換算法)

栄養士
入所定員100名以上で1人以上

介護支援専門員
100名で1人以上


さて、理学療法士または作業療法士の人数の数え方ですが、

例えば入所者が120人であれば、
120÷100=1.2人必要となります。

常勤換算法ですので、週40時間勤務が常勤とすれば、
1人の常勤と、常勤0.2人分(週8時間勤務)の
非常勤がいればよいということになります。


【運営基準】

管理者は、計画作成担当介護支援専門員に、
施設サービス計画の作成に関する業務を担当させる。
サービス担当者会議を施設のサービス提供担当者を呼び開催する。
計画の「説明」「同意」「交付」
介護老人保健施設の医師は、不必要に入所者のために往診を求め、または入所者を病院または診療所に通院させてはならない。
機能訓練は入所者1人に週2回程度計画的に行う。


【利用者負担】
おむつ代は保険給付の対象となるので、
利用者から負担を求めることはできません。

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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第3編:介護保険施設>3章:介護老人保健施設

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さて今回は高齢者の特徴と高齢期に多い疾病および障害です。
まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・高齢者の身体的・精神的特徴
・高齢者に起こりやすい疾病および障害の特徴
・高齢者に多くみられる各種の疾患

となっています。


さて、高齢者の身体的・精神的特徴に関して進めていきます。

いわゆる老化現象が起こってくるため、
全体的に機能低下が見られます。
それを一括して「老年症候群」といいます。

少しまとめておきます。

精神心理的障害
認知症・せん妄

移動能力障害
寝たきり・*1廃用症候群・転倒・骨折

排泄機能障害:排尿障害・*2便秘・失禁

感覚障害:視覚障害・聴覚障害

栄養摂取障害
*3低栄養*4脱水


*1廃用症候群
生活不活発病ともいい、日常生活での活動低下に伴う身体的・精神的機能の全般的低下のことを言います。

*2便秘
予防のために、繊維質をできるだけ摂取するように心がけます。

*3低栄養
咀嚼力の低下、消化器官機能の低下などにより、栄養分を十分摂取できないために起こる。浮腫や貧血を伴います。

*4脱水
水分摂取量・尿量などに注意します。暑い日などは特に注意します。


【高齢者に多く見られる各種の疾患】

介護保険の特定疾病
15疾病+末期ガンです。
一部ピックアップして説明しておきます。

初老期における認知症

 アルツハイマー型認知症
 女性に多い。比較的緩やかに進行していく。

 脳血管性認知症
 男性・50代に多い。まだら認知症という。情動失禁が起こる。

 ピック病
 人格障害などが顕著。


糖尿病

糖尿病には1型と2型があり、高齢者に多いのは2型である。
三大合併症:神経症・網膜症・腎症は必ず覚えておく。
食事療法・運動療法・薬物療法が中心。


脳血管疾患

一般的に脳梗塞と呼ばれているものの種類を2つ挙げておきます。

 脳血栓
 動脈にアテローム血栓ができ、徐々に血管が詰まっていく。

 脳塞栓
 心臓で作られた血栓が脳に飛び、一瞬で血管を塞いでしまう。


パーキンソン病

脳の黒質の神経細胞(ドーパミン)の変性・消失により運動障害を起こします。主な運動障害を挙げます。

 振戦
 「安静時振戦」といわれ、
 じっとしているときに身体の震えを生じさせます。

 固縮
 筋肉が固まった状態。
 歯車現象(関節を伸ばそうとするときに歯車のような抵抗を感じる)

 無動
 全く動かない状態。また、動くが、動作が遅いなどの症状もでる。


姿勢・歩行障害
 前屈みで小刻みに歩く。


【高齢者に特有の疾病】

一部挙げます。

狭心症
心臓内の冠動脈が動脈硬化により狭窄され、血流が不足する。ニトログリセリンの舌下投与。

労作性狭心症
 運動時等心拍数増加の際に起こる。前胸部の圧迫感。

高血圧症

 二次性高血圧症
 原因がはっきりしている高血圧症。

 本態性高血圧症
 原因がはっきりしない高血圧症。


他にも多くの疾病がありますが、特徴だけでもつかんでおきましょう。

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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:高齢者保健医療の基礎知識>1章:高齢者の特徴と高齢期に多い疾病および障害

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さて今回はバイタルサインです。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・バイタルサインと検査

となっています。


バイタルサインとは、体温・血圧・脈拍を指します。

【体温】

早朝が低く、夕方が高くなる。
34度以下の状態を低体温という。
検温法は、腋の下で計る腋窩検温法、口腔内で計る口腔検温法、直腸内で計る直腸検温法の3つがある。最も正確なものは直腸検温法である。


【血圧】

体内を循環する血液が血管壁に及ぼす圧力の強さで、最高血圧を収縮期血圧(心臓が収縮する際に血液が多く送られる)、最低血圧を拡張期血圧(心臓が拡張する=血液が心臓に戻ってくる)と言われる。
高齢者に多いとされている高血圧であるが、国際的診断基準によると、収縮期血圧が140mmHg以上あるいは拡張期血圧が90mmHg以上の場合を言う。


【脈拍】

正常な脈拍は60~80回/分で、100回を越えると頻脈、60階未満だと徐脈という。

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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:高齢者保健医療の基礎知識>2章:バイタルサイン

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さて今回は検査値とその意義です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・検査値とその意義

となっています。


検査数値に関してですが、主なものを箇条書きでまとめます。

【総蛋白】
アルブミングロブリン。6.0gが正常下限である。
血清アルブミン値は栄養評価に最もよい指標となる。
2.5g以下になると浮腫(むくみ)がきたしやすくなる。


【血清脂質】
 HDLコレステロール
 善玉コレステロールともいわれる。
 値が低いと虚血性心疾患の危険因子とされる。

 LDLコレステロール
 悪玉コレステロール。
 140mg以上を高コレステロール血症とする考え方もある。


【血糖】
空腹時血糖は加齢による変化は少ない。
糖尿病の診断方法(名前だけ覚えておく):経口糖負荷試験(OGTT:短時間に一定量のブドウ糖水溶液を飲んでもらい、一定時間経過後の血糖値の値から、糖尿病が存在するかどうかを判断する方法)では、負荷後の血糖は高値を示す
HbA1c(赤血球の中に含まれるヘモグロビン(血色素)にブドウ糖が結合したもの。過去約120日間の平均的な血糖状態が分かる。)


【肝機能】
 血清GOT:加齢による変化はない。
 GPT:肝疾患の診断に。心不全等でも異常値を示す。
 ALP:女性は50歳前後から上昇。
 γ-GTP:上昇でアルコール性肝炎・脂肪肝を疑う。


【腎機能】
 BUN:尿素窒素
 Cr:クレアチニン

 ともに腎機能の指標として使用。
 クレアチニンクリアランス:糸球体濾過率。
 血中と尿中のクレアチニン量を比較して、
 どれだけクレアチニンが排泄されたかを検査するもの。
 低下すると体内に不純物がたまる。

【呼吸器】
 1秒量:1秒間あたりに肺から出される息の量→加齢により減少
 残気量:はき出した後に肺内に残る空気量→加齢により増加
 肺活量:加齢により減少


【生活習慣病の予防】
2008年4月より、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の予防に着目した特定健康診断が40歳以上の被保険者を対象に行われる。


【過去問題トライ!会員様の場合】

今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:高齢者保健医療の基礎知識>3章:検査値とその意義

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【パソコンや携帯電話から過去問題が学習できます!】

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【その他の過去問題トライ!シリーズのご紹介】

介護福祉士試験ゼミ/過去問題トライ!

社会福祉士試験ゼミ/過去問題トライ!

精神保健福祉士試験ゼミ/過去問題トライ!

兵庫/神戸/ホームページ制作会社/トータルネットジャパン

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さて今回は介護技術の展開です。
まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・身体介護と家事援助の関連
・食事および嚥下困難への対応
・排泄および失禁の介護
・褥瘡への対応
・睡眠の介護
・清潔の介護
・口腔のケア

となっています。


さて、具体的な介護技術について見ていきます。


【食事の介護】

食事の過程

 食欲→摂食→咀嚼→嚥下→消化・吸収→排泄


食事の介護でしっかり覚えておきたいのは「嚥下」に関してです。

 誤嚥性肺炎
 食道から胃に行くはずのものが気管内に入ってしまって
 肺炎を起こすもの。

 (cf)沈下性肺炎
 寝たきりなどで、長く仰けの姿勢でいると、血液が重力で鬱滞し、
 細菌などが繁殖しやすい条件になるため、炎症を起こすもの。

 嚥下しやすい食事
 プリン状・ゼリー状・とろろ状

 嚥下しにくい食事
 スポンジ状・練り物(かまぼこなど)・わかめ・のり・大豆
 ・ごま・こんにゃくなど


【排泄及び失禁の介護】

 尿失禁の種類

 腹圧性尿失禁
 咳をしたときなど、おなかに力が入り漏らしやすいもの。

 切迫性尿失禁
 脳血管障害等で、尿意を長く我慢できないために失禁するもの。

 反射性尿失禁
 脊髄損傷などで、本人の意思とは関係なく
 反射的に失禁してしまうもの。

 溢流性尿失禁
 前立腺肥大などにより、たまった尿がだらだらと漏れてしまうもの。

 機能性尿失禁
 排尿機能に器質的な問題はないが、認知症などで、
 排泄動作が適切にできないために起こるもの。

 失禁への対応
 安易なおむつの利用は自尊心を傷つけるため、 
 本人の納得のいかない着用は認知症などを引き起こす。
 留置カテーテルは尿意の後退をもたらし、
 尿路感染症を起こしやすい。

 便秘
 寝たきり高齢者は便秘になりやすいため、
 マッサージや食事などで改善を試みる。


【褥瘡への対応】

褥瘡とは、床ずれのことで、皮膚が赤くなる(発赤)から、血流が悪くなり黒ずんできて(壊死)、皮膚がむけ、傷口がただれて潰瘍状となる。傷口から感染症を起こし、まれに死に至る怖い症状です。

発生要因:体重による圧迫持続・不潔・湿潤・摩擦・栄養不良

予防:体圧除去のため2時間ごとの体位変換
   :清潔を保つため入浴や清拭を心がける。
   :マッサージ(発赤部分は避ける。
   :おむつはよごれたらすぐ交換する。
   :高タンパク・高カロリー・高ビタミンの栄養補給に努める。


【口腔ケア】

口腔には、咀嚼・嚥下・発音・呼吸という機能があります。

口腔ケアには
機械的清掃法:ブラッシング(歯磨き)・フロッシング(歯間磨き)
科学的清掃法:リンシング(口腔のすすぎ)
があります。

口腔ケアを丁寧に行うことにより、口腔内での菌の繁殖を防ぎ、
誤嚥性肺炎の予防にもなります。
また、義歯を外した後の口腔・経管栄養を使用している
利用者の口腔もケアの必要があります。

義歯の手入れ
義歯清掃は必ず口から取り外し、1日1回必ず歯ブラシで磨く。
夜は義歯洗浄剤に浸して保存する。

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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:高齢者保健医療の基礎知識>4章:介護技術の展開

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さて今回は認知症高齢者の介護です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・老人性認知症の特徴、病態
・認知症高齢者・家族への援助と介護支援サービス
・認知症をめぐる最新の動向

となっています。


まず、認知症の定義ですが、

 いったん正常に発達した知能の病的な低下
 脳の器質的病変を基盤として起こる
 日常生活や社会生活が営めなくなるほど低下
 意識が清明なときでも知能の低下が見られる

などがあげられます。

代表的な疾患をあげておきます。

【アルツハイマー型認知症】
脳の萎縮により神経細胞が著しく減少する。人格は早期より崩れ、全般的認知症といわれる。緩やかに進行していく。

【血管性認知症】
脳梗塞等により広範囲に脳組織が障害を受けることで起こり、50歳以降の男性によく見られる。記憶力障害がみられても、判断力や理解力が保たれているなど知能の侵され方にむらがあることから「まだら認知症」と呼ばれる。


この2つで老年期に見られる認知症の75~80%を占めます。

この項目では、事例問題もよくでてきます。
2つの認知症の違い、認知症高齢者への接し方なども
確認しておきましょう。

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さて今回は住宅での医療管理です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・在宅自己注射
・悪性腫瘍疼痛管理
・人工透析
・在宅酸素療法
・在宅中心静脈栄養療法
・在宅成分栄養経管栄養療法
・胃ろう(内視鏡的胃ろう造設術:PEG)
・在宅人工呼吸療法
・ネプライザー
・在宅自己導尿と留置カテーテル
・気管切開

となっています。


さて、在宅医療管理を一つ一つ見ていきます。


【在宅自己注射】
インスリン製剤などを在宅で自己注射すること。
低血糖に注意しなければならない。


【在宅悪性腫瘍疼痛管理】
ペインコントロール(疼痛管理)が重要となる。
鎮痛剤の経口投与では疼痛をコントロールできない場合に、
麻薬をはじめとする座薬や、経口麻薬剤を使用することもある。


【腹膜透析】
血液透析は、定期的に透析センター等へ通って行う。


【在宅自己腹膜灌流法】
月1~2回の管理のため以外で通院の必要がなく、
社会復帰が容易となる。


【在宅酸素療法】
呼吸不全等で、酸素投与が必要な患者に対し
行う在宅での酸素療法である。
感染・心不全の兆候などに注意し、
もちろん火気厳禁である。


【在宅中心静脈栄養療法】
全身状態の悪化により、
経口あるいは経腸摂取ができない患者に対して、
水分や高カロリー液を輸液する方法。


【在宅成分栄養経管栄養療法】
腸管機能障害等で、経口摂取できない、
または困難な患者に対して在宅で行う栄養療法。
鼻・腸・胃瘻・食道瘻から行う。


【内視鏡的胃瘻増設術】
胃に穴を開け、そこから必要な栄養を注入する。
嚥下障害や意識障害のある患者に適応する。


【在宅人工呼吸療法】
長期にわたって持続的に人工呼吸器に依存せざるを得ない状態で、
かつ病状が安定しているものに対して行われる方法で、
神経難病、長期の意識障害の患者に適応する。


【ネブライザー】
吸入器から抗生剤などの薬剤を直接、
期間や肺に送り込む方法。


【在宅自己導尿・留置カテーテル】
自然排尿が困難な患者が、在宅において自ら実施する排尿法。
留置カテーテルは、感染の危険性が高いので、
清潔を保つことが重要である。


【気管切開】
のどを切り、
直接人工呼吸器のチューブを挿入するための施術のこと。

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さて今回は感染病の予防です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

・高齢者によくみられる感染症の治療と対応
・ケアにおける感染予防
・予防接種

となっています。

感染症に関して、いくつかあげておきます。


【呼吸器感染症】
気管支炎・肺結核など。口腔ケアなどで予防する。


【尿路感染症】
膀胱炎をはじめとする尿路感染症は、
高齢者に最も多い感染症。重症になると敗血症などをきたす。


【MRSA感染症】
血管内に尿路にカテーテルを留置している患者、
高齢者などに起こりやすい。


【疥癬】
「ヒゼンダニ」により起こる皮膚感染症。


【敗血症】
血中に菌が侵入し、重篤な症状を起こす感染症。
高齢者の場合、ショック状態を起こしていても、
発熱しないことがある。


【ノロウィルス】
冬季の感染性胃腸炎の主要原因となるウィルスで、
集団感染を起こす。
主に汚染された貝類を生、あるいは十分加熱しないで食べた場合に感染する。

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今回のテーマに該当するケアマネージャー本試験の過去問題は、 保健医療/総合>分野毎にトライ>第1編:高齢者保健医療の基礎知識>12章:感染病の予防

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