第13回:基本テキスト第1巻/第3編:ケアマネジメント/第2章:ケアマネジメントの基本的理念、意義等

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さて今回はケアマネジメントの基本的理念、意義等です。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

要介護者等とその世帯の主体性尊重の仕組み

・自立支援、多様な生活を支えるサービスの視点
・家族(介護者)への支援の必要性
・保健・医療・福祉サービスを統合したサービス調整の視点
・サービスの展開におけるチームアプローチの視点
・適切なサービス利用(効果性、効率性)の視点
・保健・医療・福祉サービス(保険給付サービス等)とインフォーマルサポートを統合する社会資源調整の視点

となっています。


さて、ここではいくつかポイントをあげて説明していきます。


1:要介護者等への支援。

要介護者等の自己決定です。
介護支援専門員はそれができるよう、様々な情報を提供し、その中で自己決定をしてもらうというわけです。キーワードは「利用者の自己選択」です。


次に「インフォームドコンセント」です。
利用者に同意を文書で得るということです。医療の世界でよく使われている言葉ですね。


利用者本位」という言葉も忘れてはいけません。
介護保険制度は高齢者が利用しやすく、適切な介護サービスが容易に手に入れられるような仕組みは、この「利用者本位」に基づいたものです。

しかし、だからといって介護支援専門員の出番がないかというとそうではなくて、専門的判断と要介護者等の考えを調整する重要な役割があり、それにより自己決定を尊重するということが必要です。


2:家族への支援。

家族関係の調整
居宅サービス計画を作成していく中で、要介護者との意見の食い違いなども生じます。それを、介護支援専門員は、最も発言しにくいものの立場に立ち、調整していくことが必要です。


家族員の自己実現への支援
家族員の介護負担を軽減させ(レスパイトケア)家族の自己実現へ向けた支援も大切な役割です。


家族員の健康管理への支援
社会資源でもある家族が倒れてしまっては何もなりません。レスパイトも含め、家族の健康管理も考えなら支援をする必要があります。


3:他職種との連携。

シームレスサービス
保健・医療・福祉等のサービスが連携されて行われるサービスのことです。居宅介護支援が具体的に導入されたことにより、縦割りで実施されることが無くなりました。


「サービス優先アプローチ」から「ニーズ優先アプローチ」へ

先ほども述べたとおり、居宅介護支援の導入により、
一元的・効率的にサービスが提供される要になり、
要介護者等は1カ所で問題の解決を図ることができるようになりました。

「サービス優先アプローチ」とは、
今あるサービスしかあてがうことがない接し方で、
(ないものはない、という考え方)、

「ニーズ優先アプローチ」とは、
利用者が困っていることと社会資源を結びつけていくこと
(なかったらどうすれば解決できるだろうと探していく、という考え方)
です。

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