第9回:基本テキスト第3巻/第1編:高齢者保健医療の基礎知識/第2章:バイタルサイン

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さて今回はバイタルサインです。まずこの範囲で学習する介護支援専門員基本テキストの目次は

 ・バイタルサインと検査

となっています。


バイタルサインとは、体温・血圧・脈拍を指します。

【体温】

早朝が低く、夕方が高くなる。
34度以下の状態を低体温という。
検温法は、腋の下で計る腋窩検温法、口腔内で計る口腔検温法、直腸内で計る直腸検温法の3つがある。最も正確なものは直腸検温法である。


【血圧】

体内を循環する血液が血管壁に及ぼす圧力の強さで、最高血圧を収縮期血圧(心臓が収縮する際に血液が多く送られる)、最低血圧を拡張期血圧(心臓が拡張する=血液が心臓に戻ってくる)と言われる。
高齢者に多いとされている高血圧であるが、国際的診断基準によると、収縮期血圧が140mmHg以上あるいは拡張期血圧が90mmHg以上の場合を言う。


【脈拍】

正常な脈拍は60~80回/分で、100回を越えると頻脈、60階未満だと徐脈という。


つづいて、検査数値に関してですが、
主なものを箇条書きでまとめます。

【総蛋白】

アルブミングロブリン。6.0gが正常下限である。
血清アルブミン値は栄養評価に最もよい指標となる。
2.5g以下になると浮腫(むくみ)がきたしやすくなる。


【血清脂質】

HDLコレステロール:善玉コレステロールともいわれる。値が低いと虚血性心疾患の危険因子とされる。

LDLコレステロール:悪玉コレステロール。140mg以上を高コレステロール血症とする考え方もある。


【血糖】

空腹時血糖は加齢による変化は少ない。

糖尿病の診断方法(名前だけ覚えておく)
経口糖負荷試験(OGTT:短時間に一定量のブドウ糖水溶液を飲んでもらい、一定時間経過後の血糖値の値から、糖尿病が存在するかどうかを判断する方法)では、負荷後の血糖は高値を示す
HbA1c(赤血球の中に含まれるヘモグロビン(血色素)にブドウ糖が結合したもの。過去約120日間の平均的な血糖状態が分かる。)


【肝機能】

血清GOT:加齢による変化はない。
GPT:肝疾患の診断に。心不全等でも異常値を示す。
ALP:女性は50歳前後から上昇。
γ-GTP:上昇でアルコール性肝炎・脂肪肝を疑う。


【腎機能】

BUN:尿素窒素
Cr:クレアチニン
ともに腎機能の指標として使用。

クレアチニンクリアランス:糸球体濾過率。血中と尿中のクレアチニン量を比較して、どれだけクレアチニンが排泄されたかを検査するもの。低下すると体内に不純物がたまる。


【呼吸器】

1秒量:1秒間あたりに肺から出される息の量→加齢により減少
残気量:はき出した後に肺内に残る空気量→加齢により増加
肺活量:加齢により減少


【生活習慣病の予防】

2008年4月より、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の予防に着目した特定健康診断が40歳以上の被保険者を対象に行われる。

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このページは、ikuが2007年12月24日 12:23に書いたブログ記事です。

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